診療科目/料金
当院の基本的な診療科目をご案内します。料金は動物の種類、からだの大きさ、病気の程度によって変わりますので、詳しくは病院スタッフまでご遠慮なくお問い合わせください。
なお、診察にあたっては、事前に「問診票(新患カード)」(こちら≫)をご用意いただくとよりスムーズです。必要事項をご記入の上、当日ご持参いただくことをお勧めします。
※問診票(新患カード)の事前記入・ご持参は飼い主様の任意です。必須ではありません。
また、動物保険証をお持ちの方は受付でお渡しください。
● 診療科目 ※科目名をクリック(タップ)いただくと診療の概要をご確認いただけます。
- 一般内科
食欲不振や下痢・嘔吐といった症状は、来院理由として最も多いものの1つです。こういった症状は胃腸以外の疾患でも現れることがありますので、注意が必要です。その他、最近では心臓、呼吸器、泌尿器、糖尿病のような内分泌疾患もよくみられるようになりました。こういった内科疾患の原因を明らかにするためには、様々な検査を行うことがあります。当院では病状によって、血液検査、糞便検査、尿検査をはじめ、レントゲン検査、超音波検査などを行います。また内視鏡検査を行うこともあります。
- 腫瘍内科
動物の高齢化とともに腫瘍性疾患が増加しています。腫瘍に対する治療の一環として化学療法(抗がん剤)などの投与を行っています。治療を開始するにあたって、細胞や組織の検査を行って診断を確定します。難症例は腫瘍専門病院を紹介いたします。また積極的治療ではなく苦痛を和らげる、緩和治療にも対応しております。
- 一般外科
一般的な避妊・去勢手術は年間約240例行っています。その他、胃腸の手術、各種ヘルニア、腫瘍摘出などを行っています。当院では痛みの少ない手術に取り組んでいます。痛みは人と動物双方にとって辛いだけでなく、手術創の治癒を遅らせます。様々な薬剤、鎮痛法を応用し、できるだけ早期の回復・退院を目指します。
- 整形外科
外傷性の骨折や脱臼、先天的な膝蓋骨脱臼、十字靭帯断裂等の手術を多く実施しています。また椎間板ヘルニアの手術も行っております。手術後のリハビリや退院後の家での過ごし方に関しては、飼い主様と相談の上、その子にあった方法をご提案いたします。また、理学療法の1つとして鍼治療も行っています。
- 形成外科
外傷等による皮膚の欠損や腫瘍切除後の皮膚再建手術を主に行っています。基本的な手術の原則を重視し、術後の容貌にも配慮しています。また、口蓋裂や口唇裂等の先天的な異常に対する矯正手術も行っています。
- 腫瘍外科
動物の高齢化とともに腫瘍性疾患が増加しています。腫瘍に対する治療でメインとなるのは、手術による摘出です。乳腺腫瘍や皮膚腫瘍をはじめ様々な腫瘍の手術に対応しています。手術とともに化学療法を併用する場合もあります。放射線治療が適応となる症例に関しましては、大学病院をご紹介しております。
- 歯科
犬の歯石と歯周病は様々な病態を招くことがありますので、早めの予防処置をおすすめします。猫では口内炎や歯周炎が多く、時には抜歯治療が有効になることもあります。歯石処置、抜歯処置には全身麻酔が必要になります。
- 眼科
短頭種(シーズーやパグなど)では角膜のトラブルが多く発生します。また犬のドライアイもよく診断されています。適切な検査により最善の治療法をご提案させて頂きます。眼科検査にはフルオレセイン染色、スリットランプ検査、眼圧検査、涙液検査、眼底検査などを行っています。白内障、緑内障で手術が必要な場合は、動物の眼科専門医をご紹介します。
- 皮膚科
動物病院来院理由の中で、皮膚の痒みは最も多いものの1つです。その原因も様々であるため、各種の診断検査を用いて原因を確かめるようにします。治療では内服薬、外用薬、シャンプー、食事療法など様々な方法を用いています。特殊な疾患についてもできるだけ対応するようにしていますが、皮膚科専門医をご紹介することも可能です。
- 耳鼻科
耳道内の検査にはビデオオトスコープを導入しています。これにより正確な診断と治療が可能になりました。厄介な慢性外耳炎に対する治療法の1つとして、外科手術(耳道切開術、全耳道切除術)を行うこともあります。鼻の疾患は歯科疾患に関連していることが多く、歯科処置によって改善することもあります。鼻腔内疾患は内視鏡で検査することもあります。
- 予防医療科
ワクチン接種や、フィラリア予防、ノミダニ予防などを行っています。生後いつからどのようなワクチンを接種したらよいのか、などについてはアメリカ動物病院協会等の推奨プログラムを参考に日本の実情にあったものをご提案するようにしています。ノミやダニ対策はライフスタイルにあったものをアレンジいたします。肥満やメタボ予防には、適切な食事指導を行っています。
- 行動治療科
問題行動の矯正などについてのご相談を承ります。難症例は行動治療の専門医をご紹介しております。
- 鳥およびエキゾチックアニマル診療科
鳥の診察は鳥類専門の獣医師が行います。病気の診断治療、爪やクチバシ等のトリミング、家庭での看護法、飼い方のアドバイスを行っています。なお、鳥の診察は時間予約制となっています。
他のエキゾチックアニマルについては、フェレット、ウサギ、モルモット、チンチラ、ハムスターなどを診療しています。特殊な動物については専門病院をご紹介することもできます。 - 画像診断科
当院では、レントゲン検査(FCR)と超音波検査を主に行っております。CTやMRIといった高度の画像診断検査は他施設をご紹介いたします。
- 麻酔科
動物に苦痛や恐怖を与えないようにするため、手術はもとより様々な場面で麻酔や鎮痛・鎮静を使っています。麻酔薬や麻酔技術の進歩により、高齢動物に対しても安全な麻酔を安心してかけることができるようになりました。当院の全身麻酔には、気管チューブを通してガスの吸入麻酔を用いています。麻酔中は、静脈内の点滴を行い、心電図や血圧等を必ずモニターします。また、体温低下を防ぐため、ベアーハガー(温風式加温装置)を用いています。
- 鍼灸・漢方科
当院は西洋医学を柱に診療していますが、西洋医学ではカバーしきれない症例に対して、また様々な治療法の選択肢の一つとして鍼灸・漢方治療を行なっています。中医学に基づいた動物にやさしいオーダーメードの治療をご提案します。なお、鍼灸・漢方科は時間予約制となっています。
● 料金(税込)
- 新規カルテ登録料
- 1,210円
- 診察料
- 1,210円
- 再診料
- 880円
血液検査 | 5,500円~ | 猫 去勢手術 | 14,300円~ |
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フィラリア血液検査 | 2,200円~ | 猫 避妊手術 | 29,700円~ |
レントゲン検査 | 5,500円~ | 犬 去勢手術 | 29,700円~ |
超音波検査 | 5,500円~ | 犬 避妊手術 | 35,200円~ |
尿検査 | 1,650円~ | 大型犬 去勢手術 | 35,200円~ |
糞便検査 | 880円~ | 大型犬 避妊手術 | 44,000円~ |
歯石除去 | 27,500円~ | 猫 3種ワクチン | 5,500円~ |
爪切り | 550円~ | 猫 5種ワクチン | 5,500円~ |
肛門腺絞り | 1,100円~ | 犬 2種ワクチン | 4,400円~ |
耳洗浄 | 1,100円~ | 犬 5種ワクチン | 8,800円~ |
注射 | 1,100円~ | 犬 7種ワクチン | 9,900円~ |
● セカンドオピニオンについて
当院でのセカンドオピニオン診察をご希望(他院→当院) | 今までの検査データやお薬等をお持ち下さい。 |
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他施設でのセカンドオピニオンをご希望(当院→他院) | 検査データや診療経過をお渡ししますが、数日のお時間をいただくことがあります。 |
当院での対応が難しい場合には、2次診療施設(どうぶつの総合病院、日本小動物医療センター、日本動物高度医療センター、大学病院や専門医)へのご紹介も行っております。